FXの「スプレッド」とは？スプレッド比較

2015年3月31日(火)

FXを取り扱う証券会社などを見ていると、「スペレッド」という用語をよく目にします。

まず、テレビなどで「ドル／円　110.50－110.55」と表示されているのを見かけると思います。

これは、価格を提示する側が「1ドル＝110円50銭」でドルを買います、価格を提示する側が「1ドル＝115円55銭」でドルを売りますという意味。

これは「2wayプライス」と呼ばれています。

二つの価格表示は、投資家が1ドルを買うときが1ドル＝110円55銭で、投資家が1ドル売るときが1ドル＝110円50銭ということ。

2wayプライスの表示では、左側の数値（買値）を「ビット」、右側の数値（売値）を「アスク」または「オファー」と呼ばれています。

売値と買値が同時に表示されることによって「ドルを買いたい投資家には高く売り、売りたい投資家からは安く買う」といったような業者による不正防止にもなっているようです。

スプレッドは上記で解説した「買値と売値の差」のこと。

先ほどの「ドル／円　110.50－110.55」で為替相場が動かない状態で1ドルを買って1ドルを売った場合でも、1ドル＝110円55銭でドルを買って、1ドル＝110円50銭でドルを売るわけですから、5銭損をすることになります。

この買値（ビット）と売値（アスク）の差を『スプレッド』といいます。
上記の画像での米ドル/円のスプレッドは0.3銭となっています。

スプレッドは、外為業者のマージンのようなもので、投資家からすれば手数料と同様です。

これは会社によってや取引通貨の組み合わせによっても差がありますので、手数料＋スプレッドが安い業者を選ぶことも取引会社を決めるときのポイントと言えます。

基本、手数料は無料のところがほとんどですので、スプレッドのみで選んでも良いかと思います。
当サイトで掲載している各会社のスプレッドは以下の通りです。

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